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★ クラッシュ ★

★ クラッシュ ★_e0086726_1534214.jpg


ロスのハイウェイで起きた交通事故をきっかけに
さまざまな人種、階層、職業の人々の人生が連鎖反応を起こすヒューマンドラマ。
脚本に惚れ込んだサンドラ・ブロックや、ドン・チードル、マット・ディロンら豪華キャストが
運命に翻弄(ほんろう)される現代人の怒りや孤独や悲しみ、喜びや救いを見事に表現する。『ミリオンダラー・ベイビー』の製作と脚本でアカデミー賞にノミネートされた
ポール・ハギス監督による珠玉の名作。



「アメリカ、家族のいる風景」かコレかで悩み「ホテル・ルワンダ」のドン・チードル出てるし
「ブロークバック~」とアカデミー賞繋がりということでこっち選んだけど・・・
大正解!!

この映画も人種差別が根底にある作品なんだけど
やっぱり僕ら日本人には分からないところはどうしてもある。
差別や偏見というのは一度染み付くとなかなか取れないもので、親から子へ
遺伝子のように受け継がれ長い時間を経ても無くならない。

人種差別とはなんなのか?
僕にはうまく語れないし、それを語る知識もない
僕自身「おまえは差別してないのか」と問われれば「してない」とは言えないだろう
でも思うに「人種差別」という言葉が一人歩きしてて、みんなそんなことはダメだと本当はわかってるはず
ただ昔ながらの文化や伝統みたいに根強く残っててみんながそれに流されてて
黒人は全員嫌いとか言ってる奴でも、個人レベルで見ると絶対「こいつイイ奴やん」って思うやろし
白人どうしでも憎みあってる奴は山ほどいるだろう。

誰にだって「生理的に嫌い」という、無茶苦茶な理由で気に入らない奴がいるのも事実
でも嫌悪する相手は「個人」であって決して「人種」ではない
「個人」の差別があるのは仕方ないけど「人種」という一括りの差別はあってはならない。
人種という差別や偏見が呼び込む物は哀しく空しいだけ。

そもそも「人種」という言葉自体がおかしい
人間に種類などなく一皮むけば誰もが同じで肌の色が何色かなんて関係ない!
色があるとしたら肌ではなく心にあると思うぞ!(ちょっとさむいこと言ってる?)
みんなそれぞれの色があって出会い交わることで、さらに良い色になったり新しい色が生まれてくる
濁った色してる人もいれば澄んだ色の人もいる、「人種」ではなく「心の色」で差別してはどうだろうか?

また偉そうに書いてしまった・・・ついでにもう1つ言いたいことが、いいっすか?
それは「銃」。
こういうの毎回観てて思うのだが・・・ドラえもんのショックガンみたいなやつでいいんでない?
強めの電流流れて気絶するみたいなやつ。
なぜ殺傷能力がいるの?威嚇のため?でも当たり所によっては一発で命奪うし流れ弾とかもあるやん
それやったら絶対ショックガンのほうがイイって!
めっちゃ痛いけど死ぬことは無いぐらいのやつ作ろ!まず日本の警察から導入しよ!
コストはかかるけど命奪うよりはエエやん、基本的に拳銃発砲できない威嚇にもならない警察官より
たまにちょこちょこショックガン撃ってくる警官のほうが絶対いいって!。(そのほうが恐い?)

またまた映画のレビューにはなってないけど
「クラッシュ」すごく良いです!心震えました!この映画も何か得るものありますよー
キャスト、脚本、映像、音楽どれをとっても素晴らしい!
この監督今後注目ですねー超オススメします!。
★ クラッシュ ★_e0086726_15461.jpg

by lock-stock03 | 2006-03-23 02:30 | ☆映画 | Comments(6)
Commented by kazztomo at 2006-03-23 17:32
おお、ルワンダに続きクラッシュも。
先日ルワンダ観てきたよ。涙もろい私が、終わるまで泣けなかった。あまりの恐怖や緊迫の前には人間涙も出ないんだね。
クラッシュは、アカデミー三冠になったんだっけか。
絶対観にいこ。流石lock-stockくん。
Commented by lock-stock03 at 2006-03-23 20:45
「ホテル・ルワンダ」観終わったあと一気に力抜けた感じになって
ほとんどの人がエンドロール終わって明るくなるまで席立たなかったもんね
途中泣いてる人いたけど最後は泣いてる人いなかったような気がする。

「クラッシュ」はいろんな人がぶつかりあう物語で
作品、脚本、編集の主要3部門とったのもうなずける出来。
人はぶつかりあって相手のことがわかることもありますよね
ぶつかりあうってことは、その人に対して何かしらの感情があるからで
好きだから、嫌いだからというものならいいけど
そこに差別や偏見というものが入ってくると間違った解釈や誤解が生まれ
わかりあうことは困難になっていく。

この作品はぶつかりあう事の意味、差別偏見のバカらしさ
そしてわかりあうことの大切さを教えてくれる作品でした。
ラストはアメリカ映画っぽい終わり方ですが、自分は好きですこういうの。
Commented by SHU at 2006-03-26 03:36 x
少し路線は違うけど数年前ハル・ベリーが主演女優賞をとった「チョコレート」を思い出しました。
でも、肉薄差から言うと…こちらですね。「ブローク…」うん、いい映画なんだけど
実感できるほどの訴えかけるのは「クラッシュ」かもなぁ。Lockさ。えとこ撮りですね映画、ビデオいいとこ取りですねー。羨ましい!
Commented by lock-stock03 at 2006-03-26 22:07
「チョコレート」「ブロークバック・マウンテン」共に観終わったあと「何か」を問いかけてくる映画だとしたら
「クラッシュ」は「何か」を教えてくれる映画だと思いました
そういう意味では、わかりやすく万人向きなのは「クラッシュ」かもしれませんね。

「何か」ってなに?差別や偏見?う~んなんだろ?
これは言葉では表せない物としか言いようがないかも
人によって違うものだとも思うし(曖昧やな~)

でもこの「何か」がある映画。これが自分は好きなんだろな。
Commented by SHU at 2006-03-27 00:46 x
すみません。↑私のコメント(毎度ですが)メッタメタです。恥ずかしいです。
この映画を「観ました自慢」したら、自慢した人とまた観に行く事になりました。
うわ~また「泣きながら怒る人」(竹中直人は笑いながら怒る人)になるんだろうな。
「アメリカー!まだそんなに○○の穴ちっせぇんかーいっ!」
ハンカチ持って、いってきまーす!!(すでに泣きそう)
Commented by lock-stock03 at 2006-03-27 01:33
いいなー僕もまた観たくなったよ
いい映画は次の日でもまた観たくなる(ハッシュ!が良い例)
この作品も例に漏れず、年に1度は観たくなる映画になりそうです。

・・・あかん!マジでもっかい観たくなってきたやんか!!こっちではいつまでやってるんだろ?
ちょっと調べてきます、でわ。
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